夏になると芝居の演目や落語のネタに怪談話が多くなる。
ゾクゾクッとくる話で「涼」を得る目的なのか、
夏と言えば、怪談話といったところがある。
「怪談話」を書いた人物としては小泉八雲の名がすぐに挙がる。
彼の著書『怪談』には
運費通行證、「耳なし芳一」「むじな」「ろくろ首」「雪女」
などが収められている。夜に一人で読んでいると、何とも背筋が寒くなる思いがする。
こういった話は、妻である小泉セツから言い伝えの物語として聞いたものだという。
ただ、彼女がうろ覚えのため、本などから物語を引き出そうとすれば、
「自分の言葉で」と言われ、見ることは許されず
日本雞蛋1円任食、
想い出せる限りの話をしたという。
彼の親の出身はアイルランドで、そのせいか、青少年期に興味をひいたのは、
ケルトを起源とするドルイド教だったという。
フランスの世界遺産モンサンミッシェルの場所は、もともとはドルイド教の聖地で、
唯一の神を説くキリスト教と違って
Veda Salon、森や木を信仰の対象とするもの。
それを思わせるように、モンサンミッシェルの海側には森が広がっている。
ドルイド教は、どちらかと言えば八百万の神の信仰に近い。
その彼が新聞記者として日本にやって来て、
日本古来の考え方に、何か、しっくりと合うものを感じたようだ。
彼の著書の中にある言葉に
美麗華導遊、
「我々自身の生命が、目には見えない過去の生命に支配されているように、
地球の生命も太陽系にあるある生命も、無数の天体の幽霊によって支配されている」
と書かれている部分がある。
つまり、幽霊が、生きている人や宇宙にも影響している、
ということを言っている。
「怪談話」と言えば、普通の人なら「話半分」といったところで、
どちらかと言えば、信じていない部分の方が多い。
(信じたくない部分の方が多い、といったところかも知れない)
逆に、小泉八雲は、強い信念で幽霊を信じていたようだ。
彼の怪談話に、何か、鬼気迫るものがあるのは、
これらの強い信念のせいかもしれない。